蛮新年俳句大会へ行く

今日(1月29日)は、新型コロナウイルスの対策として、マスクを付け、手洗いを随所にしながら、外出した。

横浜へ。
13:00からの蛮新年俳句大会(蛮の会)へ参加した。

事前の募集による、新年俳句大会の表彰を最初に行なった。
上位の作品を紹介します。(上位の作品で同じ作者の場合は、高点句を紹介　敬称略)
第一位　山荘の屋根いっぱいの干し蒲団　小野塚達希　17点(特選3)
第二位　薄氷を踏みて地球を踏む心地　竹内美也子　16点(特選1)
第三位　怪獣の浮かんでをりぬ初湯かな　久保遡反　14点(特選2)
第四位　ああとしか言はぬ息子へお年玉　東國人　13点(特選1)
第五位　湧水に大根の白磨き上ぐ　内藤雅都代　12点
第五位　寝仏の耳を掻きをり煤払　長濱藤樹　12点
以下略

その後、当日の句会へ。13名参加。欠席投句の選句と、作品4句(雑詠)を提出。
当日の句会の全員の作品を紹介します(掲載順　敬称略)。
(上位の作品で同じ作者の場合は、高点句を紹介)
新年の顔して被る守衛帽　尾澤慧璃　8点
桟橋の端から昏るるおでん酒　佐藤久　7点
街灯が沁みだしてゐる夜の雪　小野塚達希　6点
飲み込みの悪い女と春待てり　鹿又英一　5点
空箱を叩けば尖る寒の空　比留間加代　4点
稜線を引き寄せてゐる北颪　久保遡反　4点
鐘楼の一隅にある寒の月　北島篤　4点
焼鳥の指が忘れぬ塩加減　藤田裕哉　3点
十四両の夜行特急寒北斗　大沼遊山　3点
ひらがなふっくらと初明り　野谷真治　3点
大寒や童の奇声透き通る　高越研次　2点
大根の穴よりゆるむ大根かな　曽根新五郎　2点
襟巻に丸顔隠しきつねかな　石渡えみ　2点

蛮の会
https://www.ban-haiku.com/

私の上記以外の参加作品を紹介します。
未来が見えてゆく寒明り
冬眠してみようかと寒月
丸餅雑煮鱈腹初詣
作品の感想等ありましたら、お聞かせ下さい。

その後の新年の懇親会は、遠慮し、戻った。