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蛮納涼俳句大会へ行く [短詩関係]

今日(7月30日)は、新型コロナウイルスの対策として、マスクを付け、手洗いを随所にしながら、外出した。

横浜へ。
13:00からの蛮納涼俳句大会(蛮の会)へ参加した。
事前の募集による、納涼俳句大会の表彰を最初に行なった。
上位の作品を紹介します。(上位の作品で同じ作者の場合は、高点句を紹介 敬称略)
第一位 鉄棒に届かぬ両手雲の峰 佐藤久 18点(特選1)
第二位 青梅や産着加はる物干し台 内藤直子 15点(特選1)
第三位 豚の尻並ぶトラック大南風 藤田裕哉 14点(特選1)
第四位 ふらここや互ひ違ひに蹴る日差 尾澤慧璃 13点(特選1)
第五位 梅雨闇のビルの谷間の占ひ師 鹿又英一 12点(特選1)
第五位 昭和の日ウルトラマンの背のファスナー 玉水敬藏 12点(特選1)
以下略

その後、当日の句会へ。15名参加。欠席投句の選句と、作品4句(雑詠)を提出。
当日の句会の全員の作品を紹介します(掲載順 敬称略)。
(上位の作品で同じ作者の場合は、高点句を紹介)
性別の分からぬふたり星まつり 曽根新五郎 11点
一礼をしてまた開く日傘かな 寺澤始 6点
ここだけの話を隠す扇子かな 鹿又英一 6点
砂の膝抱いて見てゐる土用波 佐藤久 6点
天瓜粉たべられさうな赤ん坊 小野塚達希 5点
豪雨の夜かけすぎた醤油 野谷真治 5点
絵蝋燭の火影の長し魂送 長濱藤樹 4点
塾長の渾名はがんもアロハシャツ 石渡えみ 4点
言の葉を掴みそこねてソーダ水 寺澤佐和子 3点
腰掛くる旅行鞄や夏帽子 尾澤慧璃 2点
子沢山の母の買物雲の峰 大高芳子 2点
居酒屋の手書きのメニュー秋近し 藤田裕哉 2点
マドンナが飛び出しそうな木下闇 高越研次 2点
云いたいことみんな日傘の中に入れ 大沼久美江 2点
酔ひ醒めの眩しく見ゆる月見草 久保遡反 1点

蛮の会
https://www.ban-haiku.com/

私の参加作品を紹介します。
水と語るビルの谷間の少女
戸袋の内側にいる蝸牛
深爪女将空腹冷蔵庫
作品の感想等ありましたら、お聞かせ下さい。

その後の暑気払いの懇親会は、遠慮し、戻りました。
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